投資への考え方とルール解説(後編)
前回に引き続き、投資超初心者の私が投資を始めるときの投資に対する考え方とルールのご紹介と解説後編です。
投資への考え方とルール
■メンタルがやられるような投資はしない
■タイミングを計らない、未来なんて誰にも分らない
■他人の言ったことに安易に乗っからない
■週末に面倒見切れる範囲で行う。平日は本業で精いっぱいで投資まで構ってられない
■私なりの“分散”を実行
■60歳までは売却しない
■売却時に急いで売らなくても(3年くらいは売却が待てる位)いいように、資金準備しておく
私なりの“分散”を実行
何故分散するのか…それは負けない(資産を減らさない)確率を高めるため、値上がり(リターン)を求めれば、最善の方法でないですが、色々勉強して分散することで勝率を高められると考え、分散を意識した投資をしました。
これは投資信託が何百何千の会社の株のセットであり、多くの会社に投資することで、一つの会社の業績に左右されずリスク分散ができるからです。あとは個別株を購入できるほど知識・経験もなく、企業研究のやり方もわからないという理由もあります。合わせて地域の分散も意識し、メインを全世界株投資信託としました。
ちなみに対象の分散としたら債券は?と思われるかもしれませんが、私の今の考えは債券を組み込むメリットがあまり感じられないので、”今は”株式のみを投資対象としています。
【資金の分散】一括ではなく少額(1日1,500円)積立投資に
一括投資の方がリターンが高くよいと一般的には言われていますが、これはリターンよりメンタルの平穏を保つためです。一括で投資してそのあと価格が下がったら…くそお!!!!!!!!なんで高い時に買ってん俺のあほ!!ってなりますよね、私はなります(笑)その点、1,500円なら下がったんだ、ふーーーん位で済むからです。
【購入タイミングの分散】毎日投資
前もお話しした通り、超初心者の素人が、「いい購入タイミング」なんてわかるわけない。じゃあ購入タイミングを一切気にしなくていい投資をしよう!!ということで究極の分散「毎日」購入となったわけです、これでタイミングを計らない投資を完ぺきに達成しました。なんたって毎日買ってるんだからタイミングは一切関係ありません(笑)
【保有通貨の分散】積立ドル預金をし、その預金から米国ETF購入
日本円だけを持っていることに勝手に危機感を持ったため、まずはドルからということでこちらも毎日少額(500円)ドル預金を始めました。そして預金はそのまま預金するのではなく、米国株式ETFを購入予定、それを保有することで、通貨の分散を図ろうと思っています。あと個人的に将来タイに移住したいので、アメリカドルの次はタイバーツの保有(これも株式購入)を検討中、これは完全の個人的事情です(笑)
長くなった(笑)という感じで私なりの分散でした。投資対象の分散というところで話した”今は”株式のみという点、これは今後変えていこうと思ってます。具体的には、まずは債券・暗号資産を取り入れてみようかなと思ったりしてます。
60歳までは売却しない
そう、この投資の目的が老後の資金だからです。正直60歳という数字はどうでもよく、収入がなくなった時にも、安心して暮らせる資産形成を目標としています。
今のところ60歳までの15年を資産形成期、その後を資産運用期として、可能な限りこの15年で資産を形成していこうと思ってます。ちなみに資産運用期には、一度失敗した(笑)タイ移住を達成したいです。
売却時に急いで売らなくても(3年くらいは売却が待てる位)いいように、資金準備しておく
株式のように、経済成長・時間と共に価格が上がるものは、売却時の価格やタイミングが重要と考えています。お前今さっきタイミングなんて計れない言うてたやろ!!なんて聞こえてきますが、私の売却タイミングは少なくともあと15年後、その時には知識・経験から完璧にいい売却タイミングを当てることはできなくても、ある程度の判断・予想はできると思っています。
コロナやウクライナショックなどで、一時的に暴落しても、状況を待てるだけの資金を準備しておくことで、最悪の売りタイミングを掴んでしまう可能性を減らせると思ってます。なので、この毎日コツコツ少額2000円投資とは別に、待てる資金も持っておけるようにしたいと思っています。
はい、以上になります。同じく超初心者の方の投資に対する考え方や、投資のスタンス形成等の参考になれば幸いです。もっと言いたいことはあるんですけど、それはまたの機会に…